昔作成した勉強メモです。
お薬のことはお医者さんや薬剤師さんに聞いてください。
ロキソニン(ロキソプロフェン)が炎症を抑える働きについて
- ロキソニンは痛みや炎症を引き起こす物質の生成を減少させます。
- この物質は「プロスタグランジン」と呼ばれ、体内で傷や感染があるときに生成されます。
- プロスタグランジンは炎症の原因となり、痛みや赤み、腫れを引き起こします。
- ロキソニンは、プロスタグランジンを作る「酵素」というものの働きを抑えることで、炎症や痛みを軽減します。
- この薬は体の防御反応を抑えることで、痛みや腫れを和らげる効果があります。
副作用
ロキソニンやバファリンなどNSAIDと呼ばれる痛み止めの薬は、胃粘膜の保護機能を低下させる可能性があると言われています。これが胃炎や胃潰瘍などの原因となることがあります。
ロキソニンも例外ではないため、使用には注意が必要です。医師の指示に従い、症状が現れた場合は速やかに相談することが重要です。
お医者さんでも胃薬の同時処方、少量でもなに食べてから飲むことが推奨されていますね。
臨床メモ
薬は副作用がありますから、ネット情報だけで飛びつくのはやめましょうね。
怪我をした時に、すぐに手当をすれば治りのスピードが異なります。同じような痛みでも1週間でスッキリ改善するか、1ヶ月経ってもスッキリしない場合がありますが、その違いは、炎症の大きさに左右される印象があります。
腫れを伴う痛みは、一般的には急性期は冷やすこと圧迫することが有効ですが、腫れが強く出過ぎると治りが遅くなる傾向があります。
腫れができている時にロキソニン等を飲むことで、打撲や捻挫を重症化させないため、日常生活が楽になります。
この痛みは、腫れてるのか腫れてないのか、その判断は一般人では難しいと思います。専門家に相談してくださいね。
あくまで薬のお話なので重要事項においては、医師薬剤師さんのお話を聞いておいてください!