ED504-隠れ家的整体院

姿勢づくりは将来への投資

かかとに湿布を貼る方法で足首の硬さを改善しよう!

ご覧いただきありがとうございます。院長です。

様々な理由で足首が硬い方へのご指導をしております。施術後に自宅で自分でできるケアを思い出していただくために、このページにまとめておきたいと思います。

この記事では、足首の硬さに対する効果的な自宅での対処法として、かかとに湿布を貼る方法を紹介します。

このページのまとめ

  • 足首が硬い方は、何回か施術に通っていただく必要があります。
  • その際、施術の間隔が長いと足首の硬さが復活することがあります
  • ご自分でケアを行っていただくのですが、湿布を貼るというのは有効なケアになります
  • 下記にのべる足首の硬さをお持ちの方は、内側外側のくるぶしに向かうようにアキレス腱から前方に湿布を貼りましょう

足首の硬さの原因とは?

足首の硬い人の特徴を3つ挙げます。

  1. 捻挫や骨折など、足首がはれるケガをしたことがある人
  2. 外反母趾や扁平足など足の変形がある人
  3. ハイヒールを長く履いていたことのある人

これらの人は、アキレス腱の周りやくるぶしの骨の周りが硬くなっていて、足首の動きが悪くなっています。足首の動きが不十分であると、ほかの部分を使う動き方に自然とシフトしますから、歩き方の癖も出てます。

足首が硬い状態とは

足首の硬さを訴える人には、「かかとを地面につけた状態でしゃがめない」や「正座ができない」という症状がよく見られます。

しゃがめない原因は、アキレス腱やかかと周辺の関節包が硬くなっていることにあります。これは足首の後ろ側の問題を示しています。

正座が困難なのは、つま先から足首にかけてきちんと伸ばすことができないためで、これはすねの筋肉や足首の前面の靭帯が硬いことによるものです。

これらは足首の硬さが動きにおいて顕著に感じられる例です。しかし、足首の硬さを自覚していない人は、知らず知らずのうちに問題を放置してしまいがちで、結果として膝の痛みや足の裏、または親指の付け根の痛みといった症状に繋がることがあります。

足首の硬さが改善できるかどうかは、その方の足首の硬くなった歴に大きく左右されます。

たとえば、数十年も硬い場合は改善にかなりの時間がかかります。逆にここ数ヶ月で硬くなった場合は比較的短時間で改善が可能です。

また、過去に何回も捻挫や骨折をされたり関節周囲に炎症が起きた経験がある方もかなりの時間がかかります。

足首が硬い人に対する施術

  • 足首の状態(動きや変形)のアセスメント
  • 関節の動きを改善する「関節可動域訓練」
  • 足首に関連する筋肉に対する「筋膜リリース」
  • 足首の動きに関連する筋肉を「メディカルストレッチ」
  • 足首の正しい動きを促す「選択的筋トレ」

このような流れで施術を行います。動かない関節を動かし、硬くなった筋肉を緩めて、そして伸ばす。動きが改善してよい状態になったら、筋トレでその動きが長持ちするように関節の動きを学び直す。

このような流れで施術を進めることで、足首のコンディションが改善します。

正しい湿布の選び方と貼り方

上記のような施術を続ける中で、一回で動きが改善すする場合もありますが、足首が強固な方は複数回の施術が必要です。次回来院までに硬さが戻ってしまう事もあり、戻らないようストレッチも重要ですが、もっと簡単にできる方法が湿布です。

湿布の種類

市販のもので結構です。テープ状の湿布よりも昔ながらの白い湿布の方が水分を多く含むので、緩みやすい印象があります。データはありません。

湿布には皮膚や筋肉が和らぐ効果があり、関節の動きが硬い感じがする場合に有効ですが、皮膚のかゆみや肌荒れが出る方もおられます。湿布負けする方はやめましょう。

貼り方

アキレス腱から左右両方のくるぶしに向けて湿布を貼っていただきます。数分すると足首の硬さが軽減して歩きやすくなります。

足首の硬さにお悩みの方は是非実施してください。