ご訪問ありがとうございます。とある整体院の院長です。施術の際にたくさん喋らせていただくことがあります。世間話もありますが、いろいろと情報をいただいているのです。
お話から、症状の起こった原因を見立てて行く方法について書いてみました。お時間のある時にお読みいただけたら幸いです。
「痛みをとってほしい」
これは整形外科病院に来られる方、皆さんの願いです。
私は整体師と仕事をするかたわら、整形外科病院で非常勤の理学療法士としても働いています。患者様からはよく「痛みを和らげてほしい」というお声をいただきます。その願いを叶えるために、私は様々な努力を続けてきましたし、今もその姿勢を貫いています。
私は施術中に患者様とお話をすることが多くあります。時には雑談もしますが、症状について話すとき、実は自分の考えを整理するために話していることも多いのです。複雑な現象を声に出して整理しながら考えているのです。
痛みの真の原因を見つけて、一人一人に合った治療を
痛みを解消するためには、まずは痛みの原因を特定し、それを取り除くことが必要です。痛みの原因を考える際、その原因をパターン化して単純化するとそれほど複雑ではないのですが、もう一段階深く探っていくと根本的な原因は一人一人異なります。
原因を取り除くためには、患者様の生活習慣や姿勢、運動習慣などを詳しく調べる必要があります。また、治療の一環として、ストレッチや筋力トレーニング、マッサージなどの方法を取り入れることもあります。私は、患者様が一日でも早く痛みから解放されるよう、最善を尽くしています。
会話を通じた痛みへの施術アプローチ
痛みの解消には、患者さんとのコミュニケーションが大切です。言葉にするのは難しい場合も多いですが、私が現状を把握するためにも、頑張ってお伝えいただければと思います。
具体的な痛みの強さや囲は状況を知るためにもっとも大事です。
「今現在も痛みますか?」や「特定の動作だけで痛みが出ますか?」などの問いかけで、痛みの状態を詳しく知ります。「ピンポイントで痛むのか、一定のエリアで痛むのか」を確認し、炎症の有無や神経痛の関与などを判断します。
日常活動との関連性
「スポーツ活動を行いましたか?」や「重たいものを持ち上げましたか?」など、通常とは違う活動が痛みの原因として関連しているかを尋ねます。例えば、「3時間ぐらい歩いた」ですとか「庭の草引きで長時間体を曲げた」など、具体的なシチュエーションを教えていただければ、問題点がかなりクリアになります。
オーダーメイドの治療方針
一人ひとりの痛みは違うため、治療も個別に対応します。共同で治療方針を進めていきます。
患者さんとの協力で最良の結果へ
治療の進行中も、患者さんの感じた変化に耳を傾けます。共感と笑顔で、痛みのない明るい未来への一歩を共に歩みます。
「なおる」のと「おさまる」と違い
治る(なおる)と治る(おさまる)。漢字で書くと見分けがつきませんが、全く意味は異なります。その違いとは、根本的解決を意味する「なおる」と、一時しのぎ的に「おさまる」のという違いです。皆さんには「なおって」いただきたいですし、根本問題を解決して「なおって」いただきたいと考えています。
この件は過去の記事にくわしく書いています。お時間ありましたらご一読ください。
傷まない体に作り直す事が、痛みをとる近道
「おさまる」ことのその先を目指しています。施術によって、皆様のコンディションを向上させて、より活動的になるようにサポートさせていただきます。
- 良い姿勢を保ち、無駄な力を使わない体をつくる。
- 左右均等な動きの体を作る。
- その状態をキープできるように、姿勢を維持する筋力を強化するトレーニングを行う。
これらの方法により、患者様は痛みを予防でき、健康な日常生活を送ることができます。
まとめ:よりよりコンディションづくりを一緒に作っていきましょう
ご利用者さんと一緒に、よりよいからだのコンディションづくりを目指します。一人ひとりの声に耳を傾け、最良の施術を提供することで、笑顔溢れる未来への一歩を共に歩んでいきます。最後に、「なおって」いただきたい、そう強く願っています。