理学療法士時代に脊柱疾患のリハビリを数多くこなしてきた整体師です。
脊柱側わん症(せきちゅうそくわんしょう)とは、背骨がねじれてしまう病気です。この記事では脊柱側わん症の女性の姿勢を施術によって改善させた実例をご報告します。
脊柱側わん症は、骨の変形と関節ねじれの二つの問題が絡みますので、改善しない方もおられます。今回は改善が難しいと思われた方でしたが、根気よく通われたて改善された方です。
脊柱側わん症とは
脊柱側わん症は大きく分けて2つに分かれます。一つ目は成長期になるもの、そして二つ目は大人になってからなるものです。
成長期にかかる脊柱側わん症は、骨の成長する段階でねじれているので、骨自体が変形しているので、背中をまっすぐにするのは不可能で、姿勢が改善する可能性も低いです。
逆に大人になってから、仕事の作業やスポーツの影響で側わん症になった場合は、適切な施術で改善する可能性が高いです。
症例紹介
実際は1年以上見ている脊柱側わん症のクライアント様の改善の様子をご紹介いたします。
毎回撮影していないので、施術しはじめの状態をお見せすることは出来なくてすみません。毎回来室時は側わんしており終了時は改善していますが、終了時は改善している状態です。
その終了時の姿勢の良さが徐々に改善してきているのをご覧いただければと思います。
姿勢が良くなれば、若返りますね。
脊柱側わん症に対する整体の可能性
脊柱側弯症は筋肉による関節の歪みだけではなく、骨自体が歪んでいるので、真っすぐにすることが無理をかけている場合もあります。
真っ直ぐにするのが正解ではありませんが、曲がったままで固まってしまうとデメリットがたくさんあります。
- 転倒の危険性が高まる:姿勢が悪くなりバランスが悪くなるため
- 見た目が年寄りになる:姿勢をまっすぐ出来ないため
- 疲れやすくなるー体を支えるのに余分な力が必要になるため
曲がった姿勢が癖になると上記の問題が顕著に表れてきます。
側わんでも改善する余地はあります。側わんの兆候は両肩の位置や腰の高さの左右差などからあらわれてきます。
普段から良い姿勢に注意して側わんにならないように気をつけましょう。側わんがある人は早めに対応しておきましょう。
側わん症にについては頭を悩ませてきた分、詳しいです。
お問い合わせならびにご予約お待ちしております。