ED504-隠れ家的整体院

姿勢づくりは将来への投資

高い枕で寝る「殿様枕症候群」について

本日の朝「おはよう朝日です」で取り上げられていた殿様枕症候群(とのさままくらしょうこうぐん)について、簡単にまとめておきます。

最初に言っておきます。「高い枕はだめ」といわれたからすぐに低い枕に変えるのは逆に危険です。高い枕を好む人は背中が丸い方が多く、低い枕だと寝にくいから高くしているのです。専門家による施術やストレッチをうけて柔らかくしたら自然に低めの枕に移行することが出来ます。

決して無理はしないでください。

殿様枕とは

江戸時代の枕は、髷を結った状態で寝れるように、木製で非常に高さがあったそうです。下記のリンク先の箱枕は17cmもあります。

呼称は、殿様枕だけではなく、殿枕、江戸枕、箱枕といろいろと呼ばれているようです。

殿様枕症候群と突発性椎骨動脈解離

殿様枕症候群とは、高い枕で寝ている人に起こりやすいもので、脳卒中になりやすいというデータがあるそうです。12cm以上の高い枕は、避けた方が良いとして紹介されていました。

高い枕でねていると、首の動脈に負担がかかって動脈の壁が避けてしまった状態が、特発性椎骨動脈解離(とくはつせいついこつどうみゃくかいり)という病名になります。

下記の国立循環器病研究センターのWebページで注意喚起されています。

www.ncvc.go.jp

https://www.ncvc.go.jp/pr/release/pr_41662/

脳卒中の発症率は人口10万人あたり100~200人程度で、椎骨動脈解離は1~6人/10万人。脳卒中の原因の一部となっています。起こると重篤な機能障害が残る場合もありますので、気をつけたい病気です。

高い枕を好む人は「背中が丸い」

理学療法および整体の現場では、枕についてたくさんの疑問をお聞きします。高い枕で寝たがる人は、背中が曲がっている人が多く、低いと首がそりすぎてつらいので、高い枕になるようです。

よくない対応

高い枕がだめ→低い枕にする

望ましい対応

高い枕でないと寝れない→柔軟性を獲得して姿勢を変える→低い枕で眠れる

短絡的な行動はむしろ危険

何の準備も無く低い枕に変えると、首の反りが強くなりますからつらくて眠れないかもしれません。

そりすぎた首は逆に血管に負荷を与えるかもしれません。

高い枕で寝ると「殿様枕症候群」になるのでは無く、高い枕でしか眠れないぐらい姿勢が悪いから「殿様枕症候群」になるとお考えください。

当院では、硬い首の対応策をご用意しております。是非ご相談ください。