ED504-隠れ家的整体院

姿勢づくりは将来への投資

手首の痛み:ドゥケルバン症候群とは

ドゥケルバン症候群は、手首の親指側にある2本の腱(短母指伸筋腱と長母指外転筋腱)とそれを覆う腱鞘の炎症や肥厚によって引き起こされる疾患です。

ドゥ・ケルバン腱鞘炎の特徴

  • 親指の付け根の痛み: これが最も一般的な症状です。特に親指を動かしたり、握ったりすると痛みが強まります。
  • 腫れ: 親指の付け根が腫れることがあります。
  • 動きづらさ: 親指を曲げたり伸ばしたりする動きが制限され、日常生活に支障が出る場合があります。

またそれぞれの発生頻度は以下の通りです。

症状 発生頻度
手首の親指側の痛み 90-95%
親指の付け根の腫れ 80-85%
親指や手首の動きの制限 70-75%
握力の低下 60-65%
手首を曲げた際の痛み(フィンケルシュタインテスト陽性) 90-95%
親指の動きに伴う引っかかり感 50-55%
手首の熱感 30-35%

主な特徴は以下の通りです:

  • 腱鞘の肥厚と狭窄が生じる
  • 腱の表面が傷つき、さらなる刺激を引き起こす悪循環が発生する
  • 炎症よりも、むしろ腱鞘の肥厚とムコ多糖類の蓄積(粘液様変性の指標)が特徴的

男女の発生比率は次の通りです。

  • 男性の発症率は約0.5%(200人に1人)
  • 女性の発症率は約1.3%(77人に1人)
  • 年齢的には特に40代から50代にかけての発症が多いです。

施術方法

本院での施術は、次の通りになります。

  • 原因となる筋肉のストレッチ
  • 手関節・橈尺関節・肘関節アライメント改善